ミッションは何のためにあるのか?

皆さんは「ミッション」と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか?

私のミッションの定義は、「一生を懸けてでも成し遂げたいこと」です。ミッションを日本語にすると「使命」とも訳されるので、「命を使ってでも成し遂げたいこと」とも言えます。そうした意味合いを持つものなので、すべての行動の起点にもなるものかな、と思っています。

組織の場合、こうした根っこの部分が揃っているからこそ、組織としての力が発揮できると思いますし、個人ならそれに共感してくれる仲間が集まりやすくなります。そして何より、事業活動において、ぶれることが少なくなります。

ミッションに込めた想い

私のミッションは、次の通りです。

夢を見せられる大人を増やす

夢に向かって進む姿は、周りの人に大きなエネルギーを与えます。
そのエネルギーを地域に、そして次の世代に拡げることで、日本をもっと元気にしていきたい。
お金と人の専門家として会社を盛り上げ、「夢を見せられる大人を増やす」ことで、
誰もが夢をもってチャレンジできる社会の実現を目指します。

https://tailwind-consulting.jp/aboutus/

私が成長してきた平成の時代は、「失われた30年」などと呼ばれ、世間一般的には不遇の時代とされてきました。ただ、そこで確かに成長してきた身からすると、「勝手にそんなレッテルを貼るなよ!」という思いを持ってしまいます。大人たちが下を向き、不平不満を述べ、ネガティブな空気感が充満することで、日本全体に暗い、マイナスなムードが漂ってしまったように感じています。

私は、そんな感覚を次の世代には味わってほしくない。日本はいい国で、やりたいことや好きなことをとことん追求することができる場所なんだと、夢をもってチャレンジしていい国なんだという思いを持ってほしいと考えています。

そのためには、まず、今いる大人たちが、夢や希望を持ち、エネルギッシュに今を生きている姿を子供たちに見せていく必要があると思っています。そうすることで、
「うちのお父さん・お母さんはこんなにも楽しそうに仕事をしている」
「大変そうだけど、でもいつも笑顔で充実感にあふれている」
「こういうことを実現するのが夢なんだ、というのを自信もって語っている姿がすごくカッコいい」
「自分も大人になったら、お父さん・お母さんのように、夢をもって、エネルギッシュに仕事をしていきたい」
こうしたプラスのエネルギーが、次世代に引き継がれていくと信じています。

そのために、自分は何ができるか。そう考えたときに、私のコンサルティング会社での経験や、これまでに学んできたことをフル活用し、日本の大多数を占める中小企業を支援し、そこで働く社長や従業員の皆さんを盛り上げていくことで、プラスのエネルギーを生む一端を担えるのではないかと考えました。

中小企業で働く人が、生き生きと、自律的にやりがいをもって働き、それが会社の成長につながっていく。さらには、地域や日本の未来につながっていく。そうした世界を実現すべく、自身の時間やエネルギーを使っていきたい、と考え、言葉にしました。

皆さんは、「命を使ってでも成し遂げたいこと」は何ですか?一度じっくり考えてみると、見えてくるものがあるかもしれませんよ。