商いの本質とは?

私がコンサルティング業で独立をするにあたり、コンサル会社の経験に加えて、何人かの師匠からコンサルティングの技術や考え方を学びました。その中の一人が、3~4か月に1回、京都で勉強会を開いています。先日4/20(土)がその勉強会の日で、私も日帰りで京都に学びに行きました。人とお金の専門家としてご支援をさせてもらってますが、その「お金」の面を今回はレベルアップしてきた感じです。

商いとは、突き詰めて言うと「資本を募り、それをサービスに転換することで、利益を得る営み」なわけです。その結果が、決算書、すなわち貸借対照表(BS)や損益計算書(PL)に表れてくるんですね。だからこそ、資本に対してどれだけの利益を生み出せたのかが大事、という話でした。その利益の割合を、どれくらい増やすことができるのかが、我々コンサルタントの仕事である、と。

この、資本に対する利益の割合、これって経営手腕を図る一つの指標なわけですが、この指標すごく大事だな、と再認識しました。社長も従業員も、汗水たらして頑張って働いたのに、その成果=利益が、銀行に普通に預けていた時よりも少ないものであったら、「この頑張りって何なんだ??」ってなってしまいますよね?

そんな状態が続いてしまえば、将来に対して夢や希望を持てなくなってしまう。それは私のミッションに照らすと、絶対にしてはいけないことになります。でも、じゃぁどうすればいいのか?気づいたところに手当たり次第対処すれば、改善するのか?それとも資本に対する利益の比率を改善するのに最も効くポイントを、仮説立てて取り組むのか?

どちらが間違っているというわけではないですが、従業員や関係者に説明をしやすいのは後者だと思います。それは、経営者一人でやろうとするとなかなか大変なわけです。財務に関する知識も必要だし、懐疑的に自身を見ていく批判眼も必要ですし、そこに対して回答を考える思考も必要です。

その負荷を少しでも我々が軽減させてあげられれば。財務の知識を持ち、外部からの客観的な視点を持つ我々が関与すれば、社長は回答を考える役割に徹すれば済む。そうすることで生まれた時間やエネルギーを、本業に費やしてもらえれば。それこそ、我々が提供できる価値の一つになると思っています。

どこから手を付けていいのかわからないというお悩みがあれば、一緒に考えることはできます。精神的な負担を減らし、経営者としての本業に集中できる環境を整えたいのであれば、まずはお話しましょう。