自分でやるか?教えを乞うか?

いきなりですが、皆さんはまじめな方ですか?笑
私は、本業に関してはマジメだと思ってますが、それ以外では結構テキトーです。。。

社長の中にも、本当に勤勉で素晴らしい方々が多くいらっしゃいます。そうした方によくあるのが、「まずは自分でやってみて、一通り体験してみたら、誰かに頼むかどうか考えてみよう」という考え方です。営業しかり、事務作業しかり、まずは自分ができないと他人にも依頼できないし、従業員に示しがつかないよね、という考えなのではないでしょうか。

それ自体は素晴らしいことだと思います。ただ一方で、それが成果につながっているのか、という観点も忘れてはいけません。

例えば、新規営業を今まで全くやったことのない社長が、頑張って新規営業を始めたとしましょう。なかなか新規客が取れず、時には門前払いを食らいながらも、あれこれ工夫をすることでようやく何件か受注が取れ始め、さらに改良を重ねることで、1年後にようやく「新規営業はこうあるべき!」という自分なりの方が定まったとします。

それはとても素晴らしいことではあるのですが、1年という時間がかかっているのは事実です。仮にですが、身の回りに新規営業のプロがいて、そこそこの金額を支払って教えを乞うことで、3か月で営業スタイルを確立できる可能性があったとしたら、どちらがよいでしょうか?

現在の企業規模によって状況は異なるでしょうが、社長は自身が本当にすべきことに集中できるようにするべきだと、私は思います。外注したり業務委託をお願いしたりコンサルを使ったりすることで、初期費用やランニングコストは一定かかるかもしれません。ですが、それによって、使ったお金以上の売上や成長速度の向上が見込めるのであれば、お金を使う価値はあるのではないでしょうか

雑務は、片付きます。なので、達成感があります。
その達成感を得るために、雑務をやっているのだとしたら、やめた方がいいです。

社長が本来やるべき業務以外にやっていることがあるとして、それに時間を取られていると感じているなら、ぜひ、周りを頼ってみてください。