「クオリティタイム」を持とう!
先日、私の師匠と話に京都にまで行ってきました。とは言っても、他愛もない話をしながら、ときどき仕事の話をする、といった、ゆったりとした時間でした。とは言っても、この時間、とっても有意義な時間でした。なぜなら、目先の仕事ではなく、数年後のありたい姿を再認識することができたからです。
日々、目の前の仕事に全力投球していると、足元ばかりに目が行きます。これは従業員はもちろん、経営者の方であろうと、コンサルタントであろうと同じです。その状態が長く続くと、徐々に成長速度が遅くなってきますし、なにより疲れてきます。なので、月に1回や2か月に1回は、足元に落とした視線を上げて、ぐっと先を見据えることが重要なんですね。
例えば幹部社員を集めて、今季の目標や将来の目標に向けた自由な話し合いをする。例えば経営者仲間と、事業の将来について胸襟を開いて話し合う。例えばコンサルタントと、やりたいことを明確化するためにディスカッションしてみる。
こうした時間のことを、私たちの仲間の中では「クオリティタイム」と呼んでいます。意識しないとおざなりにしてしまう時間ですが、効果は絶大です。うまくこの時間を取るコツは、強制してしまうこと。毎月○日の朝イチはクオリティタイムを幹部全員で取る、と決めたり、外部人材を使ったり…。騙されたと思って、ぜひ試してみてください。きっといい結果が出ると思いますよ!